2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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いいかね。もし我々が下の方の階段の助けを借りずに一足飛びに最上段へ躍り上がる方法を見つけだそうものなら、その長い前階段は我々にとって、一切の意味を失うことになる。こういう不幸な考え方には、何の進歩も、学問も、芸術も、思想そのものすらありえないということを知らねばならないのだよ。-[1860〜1904] ロシアの文学者 アントン・パブロヴィッチ・チェーホフ「灯火」より-

2004-7/13(Tue)

人間、地道な一歩一歩が大切だということを語っていますね。こんな小説の抜粋「バイカー修ちゃん」しか載せないだろうな。人間はできもしないことを夢想するくせに、日々できることをよろうともしない。チェーホフはここを言っているんだろうな。人間が文学を読まなくなったといわれている。確かにメディアの氾濫によって「本」といえば雑誌だもんね。でもね、綿矢りさの「蹴りたい背中」が100万部突破ですよ。私も文芸春秋で読みました。正直よくわかりませんでした。あれを石原慎太郎の「太陽の季節」と比較論評するのも意味がないでしょう。19歳の女性が芥川賞です。今は国民のほぼ100%が字が読める驚くべき時代です。小野小町の頃は文字の読み書きは特権階級だけのものだった。明治初期ですら文盲が過半数だった。いわゆる「プロ」向けに書かれた文学だったのだ。今はみんな「アマ」だと思うぞ。でもみんな読めるんだ。これはすごいよ。言葉は変わり時代と共にうつろって行くんだ。過去との比較は意味がないと思うぞ。