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バイカー修ちゃんはあまり漫画を読まないんだ。今読むのは東本昌平の「キリン」っていうバイク乗りの劇画くらいかなあ。でも息子の嘉一(かいち小5)は、30年以上前の「おそ松くん」や「さざえさん」を何度も読み返している。それから手塚治虫の「どろろ」も好きだ。やはり手塚治虫の世界は深い。バイカー修ちゃんは「火の鳥 未来編」が大好きだ。へたな小説なんかよりずっと深い。この人は絵があくまでディズニータッチのコミカルな画質なので、意識的に暗くなる話もあまりそう感じさせずに済ませている。またストーリーがしっかりしている。漫画にありがちな「ご都合主義」があまりない。漫画であることを最大限に利用して世界を構築し、漫画以上でも漫画以下でもない世界でもあることを認識している。偉大で非凡でそして平凡な自分であることをよく理解し、異常な努力によって自らの命をすり減らし、会社を潰し、名を残した「アーチスト」とよべる数少ない漫画家の一人であろう。
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