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みなさん、ジャン・クリストフご存知ですか?貧しい身から作曲家を目指し、挫折に挫折を重ねて「幸福」のためではなく「人間」として生きたドイツ人ジャンの大河小説です。バイカー修ちゃんは文学少年だったので読みました。しかし、悲しいかな中学生の凡庸な頭脳ではまったく理解できなかったのです。しかし下村湖人の「次郎物語」にしろ、ユン・チアンの「ワイルド・スワン」にしろ作品のできはともかくこの発展途上の(当時のドイツが発展途上という表現があたっているかいないかは別だが、混沌としていたことは事実)国家のもがいて悩める人間像というのが現代先進国には見られなくなったと思うぞ。今こそ新文学ではなく、かつて評価され、かつ現在忘れられている文学に目を向けるべきであるとバイカー修ちゃんは思うぞ。大衆小説でもいい。最近、久々、吉行淳之介の「驟雨」を読んだ。短編なので2回読んだ。いいねえ。この話はいい。戦後の叙情がよくでている。なんでみんな本を読まないのかね?バイカー修ちゃんは本を読まない人間は基本的に信用しないのだ。よくビジネスマンに「エセ教養人」がいるが、ノウハウ本からの情報の受け売りとすぐわかる。即座に和歌を一句あげよといわれてあげられるかい?バイカー修ちゃんの10歳の息子は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」をそらでいえるぞ。
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