2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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偉大な文化の時代は、道徳的に言えば背徳の時代であった。文明の時代は、最も強い精神力を持った大胆な天性にとっては我慢ならない時代であった。-[1844-1900] ドイツの哲学者・詩人 フリードリッヒ・ウィルヘルム・ニーチェ「権力への意志」より-

2003-6/6(Fri)

ニーチェくらいの教養人にとって自分の生きた時代は我慢ならなかったのでしょうなあ。今の視点で見ると19世紀は充分禁欲的で封建的で偉大な知性が現代よりいたのではないかと思いがちですが・・・、それは書物とか芸術とかその時代の最高のもの、全体のほんの一部しか見えていないのでしょう。それだけでその時代を語ってしまうわれわれは危険かもしれません。モラルが破壊されたようなこの現代も、社会福祉、ボランティア、豊かさにおいてこれほど充実した時代はなかったし、過去の人からみたら「夢」のような時代でしょう。いつの世も「世界の終末」は語られ、そしてそれはこなかった。しかし、環境の破壊をはじめ人為的な「地球破壊」歴史の否定による「文化の破壊」がこれほど大規模に行われたことはかつてない。ニーチェが現代に生きていたらなんというか?