2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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かの一なるもの永遠にして、多に分かたる、しかも一にして、永遠に唯一つなり。一の中に多を見出し、多を一のごとく感ぜよ。さらば、芸術の初めと終りとを会得せん。-[1749-1832] ドイツの詩人・小説家・科学者 ヨハン・ウォルフガンク・フォン・ゲーテの言葉-

2002-2/8(Fri)

まるで禅問答のようなゲーテの言葉です。一つのことを多面的にとらえ、かつ有象無象のものをひとつとしてとらえよ。ということですね。単一の見方でものごとをとらえると失敗するということです。人間を善悪で分けたり、良い部分を見て盲目的に信じたり、悪い部分をみて嫌悪する。この繰り返しではないでしょうか?すべからく人にも「良い部分と悪い部分、そしてとりたてて取柄のない部分」この多面性があわさって一個の人間です。その多面性の中にその人の価値があり、多面的ではあっても、その人は「一人の人間」という単一なものですね。このとらえ方はなかなか難しいものです。そういうシミュレーションをさせてくれる空間が、「読書」であり、「映画」であり、「音楽」それを総称して「芸術」と称するわけですね。感動する美、それが芸術。美とは、あるときは「絵画」の姿をかりた「人生」であり、「音楽」の姿をかりた「悲劇」なのです。それは多面的な表現であっても、一つのものなのです。今日は高尚だったなあ・・。