2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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イデオロギーというものは宗教と同様それ自体が虚構であることを思わねばならない。虚構はその虚構に人が酩酊(めいてい)する時しか実在しない。-小説家・評論家 司馬遼太郎「歴史を動かすもの」より-

2001-11/21(Wed)

この言葉をビンラディンに聞かせてやりたいな。宗教は虚構。イデオロギーも虚構。ならばタリバンと戦う「自由の国」アメリカも虚構。虚構と虚構のぶつかりあいか。パシュトゥン人にもかつて「アフガニスタン」という国家意識はなかったはずだ。それが英国とソ連の「虚構」のぶつかりあいによって「国家民族」意識という「虚構」ができたわけだ。「アメリカ」の語源はイタリア人アメリゴ・ベスプッチが「新大陸」を発見したと主張し、それが認められて「アメリゴ」を英語読みして「アメリカ」になったわけだな。ちなみに最初の発見者はコロンブスだというのは教科書にも載っているが、彼は死ぬまでそこを「インド」だと信じて疑わなかった。だからNo2のアメリゴなんだ。しかしなにが「新大陸」だ。そこには先住民が「国家意識」という虚構もなく平和に暮していたんだ。アメリカという国そのものが、他人の自由を奪い取って成立した「虚構」の国家なのだ
。実体のない「イデオロギー」におびただしい死体と破壊のみが「実態」となって襲いかかるのだ。