2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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王の権力は、民衆の理性と愚かさの上に成り立っている。だが、どちらかと言えば、愚かさの上にである。-フランスの哲学者・科学者・文学者 ブレーズ・パスカル「パンセ」298節より-

2001-9/7(Fri)

パスカルはこんなことを「パンセ」の中で述べています。一見、大衆(人間と言ったほうがよいか?)をバカにしたような発言ですね。しかしパスカルは一方であの有名な「人間は一本の葦にしかすぎず、自然の中で最も弱いものである。しかし、人間は考える葦である」と言っています。パスカルは人間の能力を信じつつも、現実主義者であったのでしょう。科学者でもあるし当然でしょう。しかし今日本の政治と愚かな大衆を見ているとこのパスカルの言葉は当時のフランスよりも今の日本のほうが当っているのかもしれません。考えない大衆を生む政治を戦前から行ってきた国です。あるときは「1億玉砕」に傾き、今では「楽しければそれでいい」表現は違っても「考える」ことを放棄している点では同じでしょう。世の中考えないいや、考えることができない人があまりにも多い。それよりは危険なアジテーターの方がよっぽどましです。少なくとも「変化」の因子がある。