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この言葉が魯山人のいつ頃の言葉かわかりませんが、意外ですね。彼は究極の美食家といわれ、食のために陶芸をはじめたような人ですよね。フランスのブリア・サヴァランのような人なのかな。でも「家庭料理」こそ本物という。これいかに?美食とはなにか?フロイトによると、人間が最もわがままを言えるのは「食」の好みだそうです。前述のサヴァランによると「きみがどんなものを食べているか言ってみたまえ。きみがどんな人間かを言い当ててみせよう」とまで言わしめるんでしょう。極めれば「愛情」こそ料理、となるんでしょうか。であれば母の愛に勝るものなし。母の料理に勝るものなし。ではないでしょうか。おそらく勝手な想像ですが、魯山人は幼少のころ母の愛を「料理」に見出し、それを満たしたいエネルギーが究極の「美食家」と言わしめるようになったのではないでしょうか。しかし所詮いかにうまかろうとそれは技術、母の愛には遠く及ぶものではないでしょうな。
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